ご挨拶

平素は、当会活動へのご理解ならびに多大なご協力を賜りまして、心より感謝申し上げます。
令和4年度定時総会および役員会にて、第55期会長会社をお引き受けすることになりました、株式会社エヌジェーシーの藤本でございます。このような変革期において大任を仰せつかり、改めて身の引き締まる思いです。微力ではございますが、任期を全うできるよう会員の皆様のお力添えを頂戴しながら取り組んでまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

2020年1月より始まった新興感染症の拡大は、いくつもの波を乗り超えついに3年目となりました。ワクチン接種や薬の開発が進められたものの、あらゆる生活の中にその制約を受け続け、以来、当賛助会の事業活動も一部見合わせを余儀なくされる等、その影響は大きいものでした。当会設立の目的には『医療を通じた異業種交流による相互の向上』とありますが、これは会員となる動機の1つでもあったのではと思います。今後も新型コロナウィルスは緩やかな収束の道を辿ることが予測されますが、安全を確保しながら交流機会を取り戻してまいりたいと考えております。
また、会設立の最大目的である“自治体病院発展への寄与”に向けては、協議会事業である学会やブロック会議への積極的参加を通じて自治体病院の抱える課題を共有し、“押し売り”ではなく“寄り添いながら課題解決を目指すパートナー”として、信頼関係が構築できたらと考えております。その取り組みとして考えておりますのが、ホームページの機能拡充です。賛助会員企業が具体的にどのような課題解決のお役に立てるかを知っていただけるコンテンツを新設し、必要時に協議会会員施設からコンタクトいただけるような仕組みが作れないかというものです。これは予てからの構想で議論を重ねてきたものであり、是非実現に向け、関係各位のお声に耳を傾けながら取り組んでまいりたいと考えております。 

 

次の診療報酬改定は「医療・介護」に加え“働き方改革”が加わりますが、予算にも人材にも限りがある中で難局を乗り越えるためには、私たち賛助会員の専門知識がそのお役に立てるものと確信しております。これからも協議会と賛助会員、そして賛助会員同士をつなぐ“架け橋”の役割の強化に努めて活動してまいりますので、是非会員の皆様には今まで以上の会運営に際してのご協力をお願い申し上げます。
賛助会も発足55年目を迎えますが、諸先輩方から受け継いだ良き伝統を継承し、一方、新しい時代に柔軟性を持って対応していくこともこれからの賛助会には必要です。公益社団法人全国自治体病院協議会ならびに株式会社自治体病院共済会の皆様には、引き続き温かいご指導とご鞭撻を賜りますように、そして、皆様方のますますのご繁栄を祈念申し上げましてご挨拶とさせていただきます。

 

 

 

 

全国自治体病院協議会・賛助会

第55期 会長

株式会社エヌジェーシー

藤本 陽子

 

全国自治体病院協議会からのメッセージ

賛助会ホームページに寄せて

 

 全国自治体病院協議会・賛助会の皆様には、医療機器、設備、設計建築、製薬、資材サービス部門の6部門140の企業からなる組織として、日頃から自治体病院を側面から支えていただきありがとうございます。
 賛助会の目的や活動を広く知っていただくことは、賛助会の事業発展のみならず、全国の自治体病院の経営に対する大変有益な情報となることと存じます。
近年、会員病院の院長任期も短くなっておりますことから、賛助会の目的や活動を知らない先生方も増えて参りました。
今一度、ホームページを通じて賛助会の目的や活動をご理解いただき、全国自治体病院協議会会員と賛助会会員が公正な関係を構築できれば幸いに存じますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

令和2年4月1日

公益社団法人 全国自治体病院協議会

会長 小 熊   豊


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